子どもたちを、日々養育する児童福祉施設職員の存在は子どもたちの心理的困難の改善や、安心感・安全感の再形成、自己肯定感の醸成やコミュニケーション能力の向上を通じて人間関係の形成に重要な役割を担っています。
JAMネットワークでは、職員の日々の養育スキル(子どもたちへのかかわり方)向上が子どもたちへ与えの波及効果は大きいと考え、ことばキャンプメソッドを基にした職員研修を実施しています。
職員の皆さんが、子どものコミュニケーションスキル/自己肯定感を向上させるような養育スキルを持つことで子どもたちの成長はより加速します。それだけでなく、施設全体でことばキャンプメソッドを学ぶことで、職員同士のコミュニケーションも良好になります。
安心と安全を与えてくれるはずの親から、いつ終わるとも知れない暴力や暴言を受け、または育児放棄され続けた子どもたちが、やっとの思いでたどり着く場所である児童養護施設。
ことばキャンプは、話す力、聞く力を楽しく学ぶプログラムです。
暴力でなく自分の気持ちや考えをことばによって表現できるようになり、人の話を聞けるようになります。
こうした目的を施設の職員の皆様といっしょに力を合わせて取り組みます。
子どもと職員がいっしょになって参加することで、日々の養育に生かすヒントが得られることでしょう。
ことばキャンプの職員研修では、コミュニケーションの基礎を楽しく学びます。
コミュニケーションの苦手な子どもたちに対しての声かけやことばの引き出し方法など、実践的な内容なので日々の養育に生かすことができます。
また、プレゼンテーションやフィードバックといったビジネススキルの習得、自発的に行動するために行動変容を促したり、仕事にやりがいを感じるモチベーションアップを図るなど、人材育成の研修としてもご活用いただけます。
コミュニケーション力を磨く研修を受講することで、職員間のチームワークが良くなり、施設内コミュニケーションの円滑化に寄与することでしょう。
社会人としての自覚ができ、対人関係能力が身につきます。
養育 現場ですぐ生かせるスキルと心構えを学びます。
座学だけではなく対話・ワークショップの多い講座でインプットだけでなくアウトプットを行います。
〈プログラム例〉
■ 新任職員研修(基礎研修) はオンラインでも受講が可能です。
Web会議ツールを使用してのオンライン研修も行っています。
2021年は38施設、150名を超える職員の参加がありました。
■ オンライン研修のメリット
■ 参加者の声
中核を担う職員としてのスキルアップをめざします。
自分で考え自発的に行動する、次世代のリーダーとなる人材を育てます。
仕事に誇りとやりがいを感じ、後輩をモチベートできるようになります。
〈プログラム例〉
組織の課題にアプローチする方法を考え実践します。
組織自体のモチベーションを高め、リーダーとしての自覚を深めます。
〈プログラム例〉
職員研修プログラムをより実践に生かすために、子ども向けプログラムを組み合わせています。
職員研修の実践の場として子どもプログラムを活用します。
〈プログラム例 中堅職員研修+新任職員研〉
古荘先生のご登壇
「全国600の児童養護施設児童のコミュニケーションについてのアンケート」調査結果
神奈川県の児童養護施設における子どもの自立支援事業報告会
児童養護施設関係者対象 研究会
自立のための環境づくり ~将来の見通しをつけるために養育の中でできること~
新保先生
発達障害とコミュニケーション 阿部徳一郎先生