法人名 | NPO法人JAMネットワーク |
住所 | 〒231-0002 横浜市中区海岸通4-21 倉田ビル702 |
kotobacamp.jamnetwork @gmail.com
|
|
設立 | 2003年10月 |
代表者 | 村上好(2003年~2024年3月末まで:高取 しづか) |
事業内容 | 子どもと親等のコミュニケーション能力育成事業 等 |
代表の高取が米国に暮らし始めて出会った英語の壁。
それは英語力だけでなくことばを尽くさなくても察しあうコミュニケーションをしてきた!という気づきが原点。日本の子どもたちに「ことばを使って自分を伝える」スキルを身につけてほしい、とスタートした。
現地で知り合った菅澤、獅子倉らと、幼、小、中学校のオーラルコミュニケーション授業の現場を見学したり、家庭で行われている「ことばのしつけ」をインタビュー。
「話す聞く力は、練習次第で上達する」ことを実感する。
2001年、代表の髙取が帰国後、子育てネットのメンバーと合流し、『親子で育てる「じぶん表現力」』(主婦の友社2002年)を出版。
米国で行われていたオーラルコミュニケーション教育の要素を抽出して、7つの力のトレーニングに体系化。
コミュニケーション教育の新しい取り組みとして新聞、雑誌で話題になる。
2003年NPO法人を設立した。
出版を契機に、全国から依頼を受けてワークショップや講演会実施。
2006~2008年横浜市の幼稚園で年長児向けにコミュニケション教育を実施。(ことばキャンプの原型ができる)
2008年に児童養護施設の施設長との出会いをきっかけに、ゴールドマンサックス社のプロジェクトにより東京都の児童養護施設で活動が始まる。
2009、2010年「かながわ子ども子育て支援プロジェクト」に選考され、神奈川県の児童養護施設で活動が始まる。里親家庭への支援もスタートした。
2010年 ゴールドマンサックス社と東京都ボランティアセンターとの協働による「貧困の連鎖を断ち切る」プロジェクトにおいて、東京都の児童養護施設の小学生部門を担い施設数と活動の幅を広げていく(~2014年)。
独立行政機構(WAM)の助成事業に選考されたことにより、さらに神奈川県、東京都の児童養護施設で活動が広がっていく。
2011年、横浜市のみなとみらいに初めての事務所(机一つ)を持つ。
「ことばキャンプ」と命名しロゴができる。
その後も外資企業の支援プロジェクトに選考され、横浜市管轄の施設、千葉県、埼玉県、長野県、静岡県の児童養護施設へと地域的に広がっていく。母子支援施設での活動もスタートした。
2015年に「かながわボランタリー活動推進基金21協働事業負担金対象事業」に選定された。神奈川県との協働事業(5年)がスタートし、神奈川県内の施設とかかわりながら入所児童と職員向けの自立支援を行う。
2017年、東北の児童養護施設で地元のNPOと協働して、親子支援事業を実施。
また母子生活支援施設、里親・里子支援、社会的養護の子どもたちへ活動が広がっていく。
事業の拡大に伴い、インストラクター養成事業を推進していく。
代表の髙取が大学院で研究。「ことばキャンプ」の効果検証を行い、複数の学会で発表する。
2016年より一般家庭向けの教室事業をスタート。教室の全国展開を目指してインストラクター養成事業を本格始動する。
講座のオンライン化に取り組み始めた頃、世界的規模でコロナ禍が襲い、追い風を受けて子ども向けキャンプ、親講座のオンライン化を推進していく。
社会貢献事業が拡大し、一般家庭向けの教室事業も広がるにつれ、業務が複雑化していく。
社会貢献事業、教室事業のターゲット層を明確にし、さらなる発展をはかるために、分社化を決めた。
2021年NPO法人JAMネットワークは、社会貢献事業に主軸をおいた事業を行い、養成・教室事業は株式会社Verbaが担うことになった。
2003年の創業から21年を迎え、団体のビジョン、ミッションに向けてより安定した活動運営を目指し、マネジメントを次世代に継承。代表高取しづか、事務局長獅子倉雅子のバトンを村上好、伊藤佐和が引き継ぐ。